キャンプといえば焚き火!というくらいキャンプの楽しみの一つである『焚き火』
焚き火の炎を眺めながらのひとときは至福の時間ですね。
夏以外のシーズンは、暖をとる方法の一つでもあります。
とはいえ焚き火には煙がつきもの。正直 煙が気になりませんか?
わが家も最初は焚き火をしていたものの、徐々に煙が気になって焚き火をしないキャンプスタイルへと変わっていました。
ところが今年に煙問題を解決してくれる方法を知り、再び焚き火をするスタイルに戻ってきました。
私はキャンプが好きな主婦の フラミー です。いつも夫と小学生姉妹の子供たちとキャンプへ行っています。キャンプ歴は6年目になります。
気取らないゆるいキャンプを楽しんでいます!
こちらの記事では、煙を対策する方法や煙対策に有効な二次燃焼の焚き火台について解説していきます。
二次燃焼というワード、聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは二次燃焼についても簡単に解説していきます。
- 焚き火の煙対策の方法
- 二次燃焼の焚き火台について実際に使用して分かった、メリットやデメリット
- ファミリーキャンプにオススメの二次燃焼の焚き火台8選
煙が苦手で焚き火を楽しめないキャンパーさんの悩みも、この記事を読めばきっと解決できますよ!
煙とおさらばして、焚き火を楽しみましょう!
焚き火の煙対策の方法
焚き火の煙対策に有効な方法は主にこちらの3つ
- 薪をよく乾燥させる
- 焚き火陣幕を使用する
- 煙を抑える焚き火台を使用する
薪をよく乾燥させる
薪に水分が多く含まれていると、燃えにくく不完全燃焼を起こして煙が多く出てきてしまいます。
よく乾いた薪を使うことで煙を抑えることができます。
自宅から持参する場合はよく乾燥させると良いです。
もし焚き火をしていて煙が多く出る場合は、焚き火台の周りに薪を置いて乾燥させるのも有効です。
焚き火陣幕やウインドスクリーンを使用する
焚き火の周りを囲むようにして使用する陣幕やウインドスクリーンも煙対策に効果的。
風の影響を受けずに済むため、煙が自分に向かって来なくなります。
陣幕があることで反射熱で暖かく過ごせますし、他のキャンパーさんからの目隠しにもなります。
目隠しにも便利な陣幕
反射熱で暖かいウインドスクリーン
周りに煙が行くのも防げる便利アイテムです!
煙を抑える焚き火台を使用する
わが家が実践している方法がこの方法です。
通常の焚き火台とは構造が違い、煙の原因となるものを燃やしてしまう焚き火台が販売されています。
『二次燃焼 焚き火台』と呼ばれていることが多く、煙対策で注目されているアイテムです。
根本的に煙を抑えることができるので、快適に過ごせます。
これから二次燃焼の焚き火台について詳しく解説して行きます。
二次燃焼とは?
そもそも二次燃焼というワード、あまり聞き馴染みがないですよね。私も今年初めて知りました。
- 薪が普通に燃えている状態が一次燃焼
- 一次燃焼からでた可燃ガスをさらに燃やすのが二次燃焼
煙は一次燃焼で出た可燃ガスが燃え切らないと出てくるものなので、この可燃ガスを燃やすことで煙が出なくなるということなんです。
少し難しいですが、実際に二次燃焼すると煙はほとんど出てきません。
二次燃焼ができるアイテムには何がある?
二次燃焼が楽しめるアイテムとして
- 焚き火台
- ウッドストーブ
などがあります。
ストーブと言われているものを焚き火台として使用していることもあります。
実際に二次燃焼 焚き火台を使ったレビュー
わが家が実際に二次燃焼の焚き火台を使用して感じた、メリットやデメリットなどをお伝えします。
初めてこの焚き火台を使用した時の様子はこちら
使用している焚き火台はBLUE SKY OUTDOOR LIVING
黒一色のデザインに惹かれて 『BLUE SKY OUTDOOR LIVINGのポータブルファイヤーピット』を購入しました。
無骨な感じがカッコイイです。
組み立ては簡単
BLUE SKYの焚き火台は、土台を取り出し焚き火台を重ねるだけですぐに使用可能。
組み立てはとても簡単です。
Instagramで組み立ての様子を動画で公開中
煙が少なく炎が大きい
燃料は、ペレットと薪を使用しました。二次燃焼が始まると炎が大きくなり迫力があります。
そして煙が少なく暖かいです。
こちらではスロー動画で撮影しました。
サイドの小さな穴から出ているのが二次燃焼している炎です。
煙が出ていてもすぐに消えているのがわかりますか?これには感動しました!
デメリットは大きくて重い
組み立てが簡単な反面、写真の通りコンパクトにはなりません。
ソロキャンや車以外でキャンプする方には厳しいサイズ感です。
そしてしっかりとしたスチール製なので重いです。(BLUE SKYは約6.7kg)
車でキャンプをする方向けの焚き火台ですね。
二次燃焼 焚き火台のメリットとデメリット
二次燃焼 焚き火台のメリットとデメリットをまとめました。
二次燃焼 焚き火台のメリット
なんと言っても煙が少ないことが1番のメリットです。
煙が少ないのでニオイも抑えられます。
一次燃焼からでたガスを二次燃焼でさらに燃やすため、炎も大きくなりきれいです。そして暖かい!
燃料が燃え尽きるので灰も少なく、後片付けも楽になります。
二次燃焼 焚き火台のデメリット
とても良い二次燃焼 焚き火台ですが、デメリットは重くて大きいということ。
そのため必然的に車で行くオートキャンプをする方向けのアイテムになります。
身軽にキャンプしたい方やソロキャンプをされる方向けに小さい商品もあります。
そして燃焼効率がとても良いので、薪がすぐになくなります。通常よりも多めの薪が必要です。
わが家は薪の他にペレットも使用しています。ペレットの方がコスパが良く、焚き火も充分に楽しめます。(但しペレットが使える焚き火台に限る)
大容量で数回に分けて使えます
オススメの二次燃焼の焚き火台8選
実際にファミリーキャンプにオススメの二次燃焼の焚き火台を8点ご紹介していきます。
1.スノーピーク『フローガL』
人気のスノーピークから、二次燃焼ができるアイテムが発売されています。
それが『フローガL 』。スノーピークの焚き火台Lの上にセットすることにより二次燃焼を発生させる仕組みです。
すでにスノーピークの焚き火台 L を使用されている方は、こちらのパーツをセットするだけで二次燃焼の焚き火を楽しむことができます。
サイズ | 475×475×90(h)mm |
収納サイズ | 収納ケースサイズ:195×395×180(h)mm |
重量 | 4.8kg |
材質 | ステンレス |
付属品 | 収納袋 |
すでに焚き火台を使われている方は、買い替えの必要もなくいいですね。
2.DOD『めちゃもえファイヤー』
ウサギのマークでお馴染みのDODの『めちゃもえファイヤー』。
薪が入れやすい横長のかたちが特徴的で、スリムで場所を取らず、狭い場所でも使用可能。
標準装備で焚き火台テーブルと収納バックも付いています。
サイズ | 焚き火台:(約)W43×D14×H24cm、テーブル:(約)W45×D16.3×H12.8cm |
収納サイズ | (約)W47×D19×H25cm |
重量 | (約)7.7kg |
材質 | 本体:ステンレススチール テーブル:スチール(高耐熱塗装) |
付属品 | テーブル、収納バッグ |
ソロキャン用に小さいサイズの ぷちもえファイヤー もありますよ!
3.Solo Stove(ソロストーブ)『レンジャー キット 2.0』
ソロからファミリーまでさまざまなサイズの商品を出しているソロストーブ。
ファミリーにオススメなのが『レンジャー キット 2.0』
従来モデルでは一体となっていた、灰受けとロストル部が2.0では取り外せるよう変更され、お手入れが楽になっています。
サイズ | 38D x 38W x 41.5H cm |
重量 | 約7.5kg |
材質 | ステンレススチール |
付属品 | 収納袋、日本語説明書 |
高さがあるので、薪のサイズを気にすることなく二次燃焼の焚き火を楽しむことができます!
4.富士見産業『フレイムストーブMAX』
ナフコ(ホームセンター)が販売しているのが、富士見産業『フレイムストーブMAX』。
組み立てると大きいですが、収納時は全て重ねられコンパクトになります。
大型なのにリーズナブルな価格が魅力的です。
サイズ | 約Φ36×H40cm |
収納サイズ | 約Φ36×H23.5cm |
重量 | 約5.2kg |
材質 | ステンレス |
付属品 | キャリーバッグ |
リーズナブルなので、初めて二次燃焼の焚き火台を購入される方にオススメです!
5.mont-bell(モンベル)『フォールディングファイヤーピット』
モンベルから出ている焚き火台の『フォールディングファイヤーピット』は、他と比べてコンパクトで軽いのが特徴的。
燃焼室とフレームが一体化されたデザインで、折り畳まれているのを開くだけととても簡単に設置可能。
サイズ | 高さ30×幅42×奥行き22cm |
収納サイズ | 30×42×5cm |
重量 | 4.1kg |
材質 | ステンレス鋼 |
付属品 | 焼き網、収納袋 |
折り畳むとわずか5cmのスリムさは魅力的!これなら他のような重くて大きいデメリットもカバー出来ますね。
6.Mt.SUMI(マウントスミ)『Bud Bonfire /バッドボンファイヤー』
京都のブランドMt.SUMI(マウントスミ)から、つぼみをイメージした八角形の『Bud Bonfire /バッドボンファイヤー』をご紹介。
本体は、40cmの薪が入るよう設計した大きめサイズだが、分解式でコンパクトに収納可能。
サイズ | W49 × D49 × H28cm |
収納サイズ | W44× D 41× H12cm |
重量 | 7㎏ |
材質 | ステンレス |
付属品 | 収納バッグ |
八角形のデザインがとってもおしゃれです!
7.キャプテンスタッグ『ファイアブースト ストーブ』
キャプテンスタッグからはコンパクトサイズの『ファイアブースト ストーブ』をご紹介。
ファミリーには小さめかもしれませんが、焚き火で料理がしやすいタイプになっています。
バーベキューの網やグリルプレートなど、オプションパーツが多彩なのが魅力的
サイズ | 幅250×奥行220×高さ280mm |
収納サイズ | 幅370×奥行380×厚さ80mm |
重量 | (約)2.3kg |
材質 | ステンレス鋼 |
付属品 | バーベキュー網、ゴトク、収納バッグ |
オプションパーツが多彩なので焚き火料理をされる方にオススメ。ソロキャンにもいいですね。
8.BLUE SKY OUTDOOR LIVING『ポータブルファイヤーピット』
最後は先程ご紹介した、BLUE SKY OUTDOOR LIVINGの『ポータブルファイヤーピット』。
こちらの特徴はなんと言ってもデザイン性の高さ。
今までご紹介してきた焚き火台にはない黒一色の無骨なデザインになっています。
サイズ | 幅:400 高さ:318 奥行:400mm |
収納サイズ | 幅400x高さ180mm |
重量 | 約6.7kg |
材質 | スチール |
付属品 | 収納バッグ |
上記の各サイトでも販売されていますが、ジョイフル本田の公式ショップが1番お安いです。
ジョイフル本田(ホームセンター)で直輸入しているので、実際の店舗でも購入可能。また 公式ショップの THE GLOBE・OLD FRIENDオンラインショップ でも購入できます。
色々とご紹介しましたが、やっぱりBLUE SKYがカッコいいですね!
まとめ
いかがでしたか。
今回は焚き火による煙の対策方法や、二次燃焼の焚き火台について解説してきました。
二次燃焼の焚き火台を使えば煙にイヤな思いをせず、キャンプをより快適に楽しむことができます。
煙で目が痛くなることも、服や髪の毛が煙臭くなることもなくなります。
みなさんが楽しいキャンプを過ごせますように。
キャンプについてこちらの記事もオススメ